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初日を終えて

お蔭様で本日オートギャラリー大阪は無事オープンさせて頂く事が出来ました。閉店時刻まで多数のご来店を頂きまして誠にありがとうございました。現在ショールームには皆さんに見て貰いたい車が沢山有り過ぎて、ここぞとばかりに車を展示中です。自分で決めておいて言うのも何ですが、車と車の距離が近すぎて車は良く見えません(笑)更には頂いたお花も多く(皆様本当にありがとうございます)車を見るどころか歩くことすら厳しい状況かもしれません。ただ、数週間はしょうがないかな?なんて思ってますのでご来店の際にはご勘弁下さい。
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今回大阪心斎橋に新店舗をオープンさせて頂くにあたり、改めて自分たちの車屋として特徴や他店との差別化について考える事が出来ました。ここ5、6年は円高に支えられて並行輸入車というものが世間でも極めて特別な車だという捉え方はされなくなってきております。しかしながら、まだまだ正規輸入車に比べると評価が低いのも現実。評価が低いという表現を致しましたが、車が何かが劣っているという事は全くございませんし、むしろその逆で日本に無いグレードから装備、更には車種に至るまで、日本の正規ディーラーで買えないからと言われるお客様がお求めに来られるケースも珍しくございません。それでは何の評価が低いのか?まずはメディアの評価。車の買い方レクチャーみたいなものやインターネットで並行輸入車などと検索すると、決まって「並行車は壊れる」とか「並行車はメンテナンスが出来ない」などなど好き放題書かれている。僕から言わせて頂ければ、「並行車は壊れる」などは全くの根拠の無い大嘘だし(同じ生産ラインで作られる工業製品で変わるはずが無い)、「並行車はメンテナンスが出来ない」などは、それ以前に買うお店を選びなさいと言いたい。並行輸入車はリセールが低いと聞くことも有るが、仮にそれがそうで有ったとしても「損が少ないのはどっちなのか?」という話で考えれば、それも大嘘である。新車で2000万円のディーラー車と1500万円の並行輸入車があったとして2年後にディーラー車と新車並行車の買取金額がどれくらい変わるものなのか?実際は対して変わらないのではなかろうか?同じく500万円ずつ下がるとするとディーラー車が1500万円の車の価値なら新車並行輸入車は1000万円という事になる。買取業者に言わせたってそんなに開く訳はないのだから、損が少ないのも並行輸入車と言う事になる。

長々と書いてしまいましたが、僕自身この5年は半分以上を仕入れの為に海外で過ごし、現地法人の設立や海外での仕入れにおいては海外のディーラーとの太いパイプを作る事が出来ました。その海外での仕入れ活動をささえてくれる社員たちにも恵まれる事が出来ました。冒頭で書きました他店との差別化という部分では、当然優れたスタッフ達が一番なのですが、仕入れ命と16年間この業界でやってきましたのであえて言わせて頂きますが、車屋は仕入れが命です。仕入れなくして輸入車販売店は成り立ちませんし、お店を存続させていく為に必要な利益も生むことは出来ません。肩書きこそは「社長」となりましたが今後も僕のやるべき事は並行輸入のスペシャリストを唄う以上は更に更に海外に出て仕入れを全うする事が会社の成長であると思っております。社長業をやるつもりはありません。それ故に優秀なスタッフ達が居てくれているわけですから(笑)
とにかく並行輸入の事は私どもにお任せ頂ければ必ずご満足頂ける自信を持っております。オートギャラリーは入り口看板にも有りますように「Fine Cars From Around The World」「世界中から最良の1台をお客様にご提供する」をモットーに、ここ大阪から本日より営業を開始させて頂きました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。